融合・統合

ほっとメッセージ株式会社プロ・アクティブ 代表 山口哲史(ニックネーム/ガッツ)『融合・統合』

手放してしまった無上の知的財産や価値観。本当にMOTTAINAI。

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

風邪、花粉は大丈夫ですか?
鼻水がグシュグシュ、目はショボショボ、頭はどんより、身体はだるい・・・。

最近の症状は、風邪か花粉症かよくわからないこともよくあり、本当に医者泣かせで治療が難しい時代になっていますね。

少し前に、私淑する薬剤師であり鍼灸師でもある先生にこんなことを教えてもらいました。

「山口さん、今は、昔はあまり聞かなかったウツや認知症など脳や精神的な心の病と、肉体的な病が様々に入り組んで急増しているから、本当に難しい時代を私達は生きています。

本来自然界の一員である人間が急速な文明の進歩と共に機械化して、自然の循環やリズム、生命の営みからどんどん離れていっている。
その不自然さに自分の中の自然性が悲鳴を上げている・・・。

心身は正直ですから、より一層自分の感覚(五感)や本質を大切にすることが重要になりますね。

最近では自分のDNAを唾液から調べるサービスなどもあり、自分の体質や遺伝傾向を知ることができる機会が増えてきました。
これは、予防医療の進歩も早めてくれるいいサービスになりますね」

と先生がおっしゃいました。

続けて先生は

「これからは全く新しい概念や技術と昔からの知恵の融合の時代だと思います。
新しい技術は西洋的な考え方が得意であり、目には見えないけど、人間や動植物の気(エネルギー)、血(血液)、水(リンパ液)を身体と心、部分と全体を分けずに考え生命を一つとして見る知見は東洋的な考えが得意。
その両立、融合の時代です」

と、とても示唆深い話をしてくださいました。

西洋医学と鍼灸や漢方の東洋医学の両方に古くから精通、探求し、無数の患者さんと対峙してこられた先生だからこその、とても合点がいくお話しでした。

生命の営みを自然の真理の一部として、心身全体の躍動や調和・循環などを、包括的・直感的に捕まえて、そのつながりを重要視する東洋医学。

目に見えて起きている事象を重要視し、その分析・検証を掘り下げ、目に見えるデータや数値を元に仮説を立てながら、一つ一つの事象に対処して問題を解決していく西洋医学。

本来はそのどちらも重要で尊い考え方であったにも関わらず、日本では、明治の開国に伴う急速な西欧文明の吸収により東洋医学の考え方が脇に追いやられ、さらに敗戦後の高度成長と西洋医療の進歩により、生命や自然という数値化・標準化しづらい東洋的な価値観や考え方が、ずっと軽視されてきたような気がします。

そして今、急激な時代の変化や、外圧による国益優先策により、古来培ってきた無上の知的資源や価値観を簡単に手離してきたツケが、あらゆる分野でひずみとして噴出してきている。

本当に勿体無い(もったいない)ことです。


皮肉にもこの言葉そのものも、アフリカの女性で環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、2005年に初来日された時に、その言葉の意味や深さにとても感動されて、環境を守る世界共通言語として「MOTTAINAI」という言葉を世界に広めました。

実際は、目に見えないものが目に見えるものを左右しているという大自然のメカニズム。

本来なら、私達日本人が現代文明の行きづまりやその閉塞感が臨界点に達していると感じた時に、先陣をきってその価値観に気づき、世界中にその素晴らしさを流布できるチャンスがあったかもしれないのに、本当にお恥ずかしい話ですね。

一事が万事で、本当に勿体無い話です。

もはや欧米では伝家の宝刀の西洋医療の限界を感じ、日本より柔軟かつ敬意を表し、鍼灸や漢方の専門医制度を設け、大きな病院や大学ではその実践や成果を着実に積み上げ、現場レベルで西洋と東洋の知恵と技術を融合させた「統合医療」という分野を国を挙げて確立し、育成していっています。

日本が縦割の行政や利権などの古い体質でがんじがらめになっている内に、欧米では、いいことはパイオニア精神でどんどん取り入れ、生かしていっている。

昔なら、“気”という目には見えない体のエネルギーの滞りを鍼で治すという治療法は理論や裏付けがないと認めないという権威主義の欧米の医学界が、「人間の心身には、目には見えないけどエネルギーフィールド(※)があり、そのエネルギーの乱れが神経や血流に影響を与えるとしたら、それを調整することで、本来の治癒力が働き、健康を取り戻していく。これは立派な科学になっていくのでは?」と考え始め、その仮説が次々と現実の良い結果を生み出していったから、ひとつのアカデミックな治療法として承認され、受け入れられていったのだと思います。

さらに、東洋の専売特許でもあった座禅や瞑想という精神修養のアプローチを、彼らは心と脳の連動として捉え、検証し、特に呼吸という生命の営みの最重要な部分に光を当て、その呼吸のリズムを整え、心身と同化することにより、ストレスを解放させるマインドフルネスという手法へと昇華させ、精神疾患などの分野で生かそうともしています。

※エネルギーフィールド/気やオーラといった心身を地球に例えた場合、その中心から十方に広がり弧を描いて中心に戻ってくる電磁力の循環の場。

もはや日本は周回遅れ。私達民間レベルが確かに存在する“目に見えない大切なこと”を。

心や身体の自然のリズムや、気やオーラといった一見分かりにくいことに、実は全ての真理が詰まっており、実際は目に見えないものが目に見えるものを左右しているという大自然のメカニズムや、宇宙の真理の探究、検証、応用の分野では、今や欧米の方がずっと先を行っていると思われます。

どれも本来は日本の伝統的な知恵や得意領域であったことが、もはや周回遅れとなっている印象は否めません。

心身に大きな影響を及ぼす、気やオーラ、電磁波のようなものは、確かに存在しています。

官ではなかなか立ち行かない統合医療ですが、私達民間レベルが積極的にその良さや働きを少しでも認め、取り入れ、様々な心身の疾患やトラブルの予防や癒し、改善などに繋げていくことができればと強く思っています。

旧暦ではこの2月からが新年。

今年の新しいご提案として、『プライマリーウォーキングソックス』(美しい姿勢が蘇る靴下)や『スピノル』(電磁波による左ねじれ波の弊害調整グッズ)、528ヘルツの音楽(自律神経を整える癒しの音)、『メディウォーター』(植物生命の香りとエキス)など、一見脈絡のないように見えるご提案が続くかもしれませんが、全ては東洋と西洋、伝統と革新、知恵と技術、科学と生命、目に見えるものと見えないものなどを融合・統合させて、難しい時代の“健幸”の向上をサポートさせて頂く、私達なりの最先端のご提案としてご理解、ご支持頂ければ無上の歓びです。

合掌

Guts





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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。