チタンテープ

ほっとメッセージ『チタンテープ』株式会社プロ・アクティブ 代表 山口哲史(ニックネーム/ガッツ)
 

新年あけましておめでとうございます。



いよいよ2015年の幕開けです。

旧年中は、温かいご愛顧、ご支援をいただき、本当にありがとうございました。

年が変われども、たくさんの方々からの有形、無形の変わらないエネルギーや恩恵を頂戴しているからこそ、私達「プロ・アクティブ」という地上の星が光り輝き続けられるのだとつくづく思います。

年始に際し、改めて心より御礼申し上げます。

そういえば、今年もお正月に箱根駅伝がありました。

私にとっては、この箱根駅伝は、昔懐かしい“プロジェクトX”のような仕事を経験させていただいた“ビジネス青春”の1ページを飾る思い出となっています。

約20年前、当時はファイテンの販社として、苦節3年目にして、ようやく出来上がった『パワーテープ(チタンテープ)』をいかに世の中に知らしめるかが、私達の会社の存在に大きく関わっていました。それまではファイテンでも、肩、腰、ヒザなどの痛い、ツラい所に貼ってラクになる磁器粒のような商品はありましたが、1粒1200円と高額で、30粒単位で購入していただいたものの、すぐに紛失したり、落としたりなど、こちらが本当に申し訳なくなるような状況でもありました。

お客様のためにも、何とかもっと手軽に貼れて、効果もあり、安価で使い捨てても大丈夫な商品はできないものか?そんな切なる願いの中、ようやく開発されたのが、当時のチタンテープでした。

コツコツ回った多く学校の選手達が首、胸、肩、脚などにチタンテープをいっぱい貼って力走、快走してくれていました。

ところが、いざ出来上がってきたものの、これまでは高額な商品を口コミだけで販売していた商売から、30枚入り1000円のチタンテープを売る雑貨商のような商売に鞍替えしないといけなくなる・・・。

一体どれだけの枚数を売れば、今まで通りの売上を確保していけるのか?嬉しい反面、その不安と恐怖で夜も眠れなくなることが多々ありました。

これは、とにかくその良さが一度に目立ち、「あれは何?」と思ってもらえるようなことをしないと絶対に広まらないな・・・。そんな切羽詰まった状態から、私の頭をよぎったのは、箱根駅伝の光景でした。

それ以前に100キロのウルトラマラソンのサポートをよくさせていただいていましたが、疲労で首が凝ると足が上がらなくなるため、首回りにチタンテープを貼り、さらに太ももやふくらはぎなど、脚、腰などにもチタンテープを貼って走ってもらうと、ほとんどの方が完走し、自己新を出す人も多かった・・・。

あれと同じことを駅伝の選手にどれだけしてもらうか・・・。もうそこからは“無我夢中&必死のパッチ”で走り回りました。


駒大、早稲田大、中央大、神奈川大、東海大など、ほとんど全ての大学に飛び込み、最初はバカにされたりして、分かってもらうのに本当に苦労しました。

ところがしばらくして、こちらの真剣さや粘り、熱、そして物の良さが除々に監督、コーチ達にも分かってもらえ、選手達の間でも“よく効く謎のテープ”として、いい評価を得るようになっていきました。

そして、厳寒の中、学校をまわり、1995年年末ギリギリまで学校を回り、選手一人一人に想いを込めた手紙を添えて試合用のチタンテープを配り終え、開けた1996年の正月2日の箱根駅伝は、テレビで観戦することになりました。

当日、駅伝が始まってみると、コツコツ回った多くの学校の選手達が首、胸、肩、脚などにチタンテープをいっぱい貼って力走、快走してくれていました。

もうその光景を見るにつけ、テレビの前で手を合わせ、「ありがとう!頑張れ〜!」と涙ながらに声援を送っている自分がいました。


丸2日間、チタンテープを貼った選手達がデッドヒートを繰り広げ、最初のゴールテープを切った中央大の選手の首や脚にもチタンテープがしっかりと貼られていました。

翌日のスポーツ紙一面を飾った中大32年ぶりの優勝胴上げシーンにも、バッチリとチタンテープを貼った選手が高らかな微笑を浮かべて写っていました。

「あ〜、ホントに良かった・・・。みんな、おめでとう!ホンマにありがとう!お疲れ様!」涙ぐみながら、そんな言葉を選手一人一人に贈ったことがつい先日のように思い起こされます。


そして、そのお正月を境に、チタンテープは様々な健康本、雑誌、健康番組などに取り上げられるようになり、一大ブームを巻き起こすことになりました。

このおかげで、私達の会社もファイテン社も、不安だった業態の変換に大成功し、さらなる飛躍を遂げることができました。

世界中のたくさんの方々に愛用され続けて奇跡のドラマがいっぱい詰まっています。

光陰矢の如しで、あれから約20年。このチタンテープは、世界中のたくさんの方々に愛用され続けて、箱根駅伝同様の様々な“奇跡のドラマ”を生み出していったことは間違いありません。

持病のヒザ痛で諦めていた旅行をチタンテープで乗り切り、仲間と一緒にまたいい思い出ができたという男性・・・。

仕事も手がつかないほどの重度の肩コリが、チタンテープでウソのようにスッキリし、仲間にも喜ばれている中高年の女性・・・。

年齢による衰えをチタンテープでサポートし再結成&復活を図った伝説の女性ロックバンド・・・。

もちろん、プロ、アマを越えた様々なジャンルのアスリート達も学生時代から今日に至るまで、どこかしら何かしらの形でこのチタンテープのお世話になり、ケガの痛みを抑え、ハードな練習の疲れを予防し、試合で自らのパフォーマンスを最大限に発揮できるようにと、このチタンテープを貼っていた・・・。

このテープには、そんな物語がいっぱい詰まっていると本当に思えます。

流行り廃りはあっても、本当にいい物や事は、末永く続く・・・。

ここ最近チタンテープは累計15億枚の売上を突破したとか・・・。


ん〜。
実に感慨深い・・・。
その大きなきっかけになる仕事をさせていただけていることに、唯々感謝しかありません。

これも、本当に役に立ち、愛され続けるだけのエネルギーがチタンテープにあったればこそ・・・。

そんな素晴らしい商品に巡り合えたり、産み出せるようなドラマティックな一年に、今年もしていけたらと強く思っています。

“念ずれば花開く”“冬来りなば春遠からじ・・・”、そして、新春のこの清々しい気持ちを忘れずに、“日日新たなり”で、今年も1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

本年も変わらぬご厚情、ご愛顧、宜しくお願いいたします。
今年も、ご縁のある方々と共によい年になりますように。

合掌(^^)大感謝

 
     
 

 
     




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。