21世紀の黒船

ほっとメッセージ『21世紀の黒船』株式会社プロ・アクティブ 代表 山口哲史(ニックネーム/ガッツ)
  何か大きな価値観や時代性が音を立てて動き出す年。

新年明けまして
おめでとうございます。
いよいよ2014年の幕開けですね。

新たな年を迎え、どこか気持ちがシャキッとし、背筋が伸びる・・・。
そんな嬉しいながらも心地良い緊張感がみなぎります。
さて今年は、いったいどんな年になるのでしょうか?

ここ数年私が師と仰ぎ、いろいろなことを教えて頂いている東洋思想家の田口佳史先生いわく、「2014年は、甲牛(きのえうま)の年で、幕末で言えば、明治維新の引き金になった、ペリーが来航した年と同じ年廻り。
何か大きな価値観や時代性が音を立てて動き出す年です。“甲”の文字は、堅い殻で種を守っている状態から、ようやく春になってその堅い殻を破って芽を出てきたことを表しています。

従って、ものの“始まり”“始め”を意味しています。

“午(うま)”は、馬の意味で、ある種のエネルギーを表しており、いい意味でそれが“威勢良く”表れるか、“さからう”という逆の方に表れるかは分かれるところ。そんなターニングポイントになる年です。
今年から世の中全般に、いよいよ本当の意味での21世紀的な新しい社会がスタートを切る“始まりの気風、気概”が充満してきますから、この流れを上手に活用することがとても大切になっていく年です」とおっしゃっています。

えっ、あの黒船が来たのと同じ年廻り?ちょっとビクッとするような感覚はありますが、もしかするとその序章として、もう既に平成の黒船らしきものが結構入り出してきているのかもしれません。

例えば電子書籍が旧来の製本、出版、書店、古本業界などに大きな波紋を与えていたり、スマートフォンは、家電、コンピューター、通信を始めとする様々な業界を一新させるような強烈なインパクトを与えています。
また、これからが本番になるTPPも、農業、食品、医療、保険など、様々な分野にやはり大きな変容を促していくことは間違いありません。

これも世界の垣根がなくなってきたグローバルな世の中、時代性を考えれば、もはや避けて通れないことなのかもしれません。
そのおかげで、簡単に、便利に、安価に、情報・商品・サービスの恩恵を受けられるような社会になっていくことは、もちろんありがたいことではあります。

古い社会のシステムから、新しい社会システムによって得られるメリットは絶大で、明治維新の頃は提灯や行灯から電灯、電気の時代になったことで、とんでもない産業や生活の向上・進化が産まれました。
いつの世、いつの時代にも、世界のどこかしらの国々で当時の強い不満や不便をくつがえすような革新・革命的な発見、発明がされて、今の私達の暮らしがあるのもまた事実です。

全知全能の神に迫るかのような人類の進化。しかしその裏腹に失ったものは、余りにも大きいのでは…。

それは、中世の高圧的な宗教勢力の苦悩から解放されるためにルネッサンスが始まり、科学という世界観も同様に開花し、グーデンベルグの活版による印刷技術の誕生で新しい世界観や技術・文化があっという間に世界中に広まっていったことからも言えます。

同様に、19世紀のイギリスの産業革命では世界中が瞬時に一新されていきました。
機械によるオートメーション、蒸気機関による輸送や移動は、それまでの人力労働の苦痛、牛馬に頼る移動の不便さなど様々な苦悩を解放していきました。
そしてその産業革命と科学の進化が相乗して、世界中にあっという間に安くて便利な物が満ちあふれていきました。その恩恵は本当に絶大なるものであり、物による貧困の苦しさや生活の不自由さを世界中から減らしていきました。

そして今はそこからさらに進化し、ITや通信、コンピューター、コンテンツ産業の大進化により、“情報”や“コミュニケーション”の欠落や不自由さなどがなくなっていき、今や世界中の情報や、歴史的に積み重ねられてきた知恵が一瞬で無料に近い形で手に入り、コミュニケーションも世界中の人と同時に通信できるという信じられないような世界が顕現されています。

本当に人類の進化、
人間の生き抜く力、知恵や創造力などは、凄いとしか言いようがありません。ある意味全知全能の神に迫っているのかもしれません。

世界に誇れる日本の精神文化が世界を目覚めさせる“黒船”に。

しかし・・・。それだけが果たして本当に進化と言えるのだろうか?その進化と裏腹に退化または消失されてきたものも余りにも大きいのではないでしょうか?

そんな疑問や不自然さを、自然と共生しながら物づくりをしたり、自然の恵みをお裾分けしてきた永い歴史と伝統を持つ私達日本人は、どこかで感じているのではないかと思います。

「おかげさま」「もったいない」「ありがたい」など、日本には、失われつつあるもののそのDNAに刻まれた“世界に誇れる精神文化”がまだまだ息づいていることを、先の震災の辛さの中で自覚することができました。


そういった自然の厳しさや共生観。儒教・佛教、道教・禅・神道などを融合し、様々な文化や伝統、技術を発酵させてきた歴史。美しく豊かに生きる知恵・価値観と、異質なものを融合する力など、これからの21世紀的な社会には必要欠くべからざるものになると強く思います。

日本特有の鋭い感性と深い精神性を持って物づくり、人づくりをしていく、“最高の価値資源”があることにもう一度目覚め、生命、自然、社会、地球に優しく人に喜ばれる知恵や才能、技術を世界から集め、最高の物づくり、サービス、しくみづくりに融合、活用させていければ、まさに日本から新しい21世紀の社会革命、産業革命が起こせるかもしれません。

それは、物づくりに“心と生命と安心”を乗せて、その商品やサービス、情報そのものが人々の心や暮らしを豊かに、イキイキとさせてくれる、21世紀の精神文化の復興であり、“現代版ルネッサンス”かもしれません。物質、お金、自我、科学万能に長らく傾き続け、バランスの悪くなった社会に、心や文化、伝統、自然との融合や、利他の思想などを注ぎ込むことによって社会を浄化し、住みやすくしていく・・・。きっとそんな役割がこれからの日本にはあるのだと思います。

2020年にはオリンピックもありますし、世界を目覚めさせる“21世紀の黒船”が、日本から全世界に出航していくことになるかもしれませんね。

途方もない夢かもしれませんが、私達もその大きな夢の一端を担い、本当の正夢になるように、今年一年、皆で力を合わせて願春(がんば)ります。

今年も健幸と安心、元気をお届けできれば無上の歓びです。
本年もどうぞよろしく宜しくお願いします。

大感謝

 
     
 

 
     




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。