平成のサムライ

ほっとメッセージ『身心知』株式会社プロ・アクティブ 代表 山口哲史(ニックネーム/ガッツ)
  元気、活動、勇気、夢…。大きな使命感と想いを背負って。

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

早いもので今年もあとわずか・・・。平成25年はどんな年でしたでしょうか?
そういえば先日、ふと気づくと会社の私の机の上に、卓上フレームに入った一枚の写真が飾ってありました。誰かが見つけ出して置いてくれたのでしょう。

それは私と、今や時の人になった人との6年前に撮ったツーショット写真でした。
さて、誰でしょう?

正解は、今年のプロ野球界を本当に盛り上げ、日本一に輝いた、楽天イーグルスのエース“マー君”こと、田中将大(まさひろ)投手でした。

すっかり忘れていたその写真は、彼が高卒新人で大活躍した翌年の自主トレの時期に、彼の恩師でもある兵庫県の「宝塚ボーイズ」というシニアリーグの奥村監督のご紹介でご一緒させていただいた時の写真でした。

マー君が私と同じ伊丹出身ということもあり、何か応援できることはないかと思い、お会いすることができましたが、その頃から身体は大きく、よく食べ、あの人なつっこい笑顔と時折見せる真剣な眼差しはやはり『何かを持っている子だなぁ』と肌で感じ、それから私はすっかり隠れマー君ファンになっていました。

そしてあれから6年。

今年は前人未到の無敗の24勝1セーブという不滅の大記録を打ち立て、悲願の楽天イーグルス感動の日本一の立役者として、まさに獅子奮迅の大活躍をされました。

『あの子がここまで変わるのかぁ・・・。ホンマ凄すぎるわぁ〜』

一人の人間の成長には本当にドラマがあり、奇跡があります。
絶体絶命の大ピンチでも、まさに不動明王の如き眼光と、絶妙のコントロールと鋭い直球、変化球で、打者を次々にしとめる風格は、歌舞伎の千両役者顔負けのオーラが漂っています。

まさに“神の子マー君”。「恐れ入りました」と野村前監督や星野現監督が大絶賛するのもよくわかります。

そんな前代未聞の大仕事をしている田中投手は、必ずヒーローインタビューで、「チームのため」「チームの優勝のため」という言葉を口にしていました。

彼の中では、自分が活躍し、楽天が勝つことで少しでも震災で被災された方々や東北という地域に元気、感動、勇気、夢、一体感などを与えられればという使命感や想いを背負って投げ続けてきたのだと思います。


それは、私たちのような凡人には想像を絶するようなプレッシャーでありストレスだったと思います。

まだ20代の若者が、それだけ大きなものを背負い、本当に鬼神の様な働きをされてきたことにはもう脱帽するしかありません。
集中、忍耐、努力、工夫、全身全霊など、その己に打ち克つ力は、まさにアスリートの鏡、究極の求道者の理想の姿。。

弱き者、苦しむ者を助けるために、剣を磨き、心を統一し胆を練る、平成の“真のサムライ”といってもいいかもしれません。

本当にカッコイイですね。

鬱積していたストレスや、やるせなさ、辛さをパッと晴らして、一人一人が元気に明るく。恐るべし野球の底力、スポーツの底力。

そんなマー君が、本当にやり遂げた解放感のある最高の笑顔を見せたのは、リーグ優勝した時や日本一のビールかけをしている時の姿でした。

そして楽天の日本一で、その姿と同じ感動、喜び、興奮、涙、一体感を、東北地方の方々、関係者の方々が様々な形で味わい、酔いしれることができました。

終わりが見えない戦いに、もの凄い大きな希望と安らぎ、幸せ、達成感などを皆が享受し、その戦いを労いあったり、称えあったりして、鬱積していたストレスや、やるせなさ、辛さなどをパッと晴らして、一人一人が元気に明るくなっていきました。
まさに恐るべし野球の底力、スポーツの底力です。


選手も観客も、それらを支える様々な関係者も一緒になって戦い、共に喜び、共に泣き、共に感動し、一つになる・・・。スポーツから学ぶことは本当にいっぱいあります。

『義』を貫き、皆を元気に幸せにする…今年はその大切さをいっぱい教えてもらいました。

亡き人のために、今いる最愛の人のために、お世話になった方のために、共に歴史を刻み人生を一緒に歩んでいる同時代の人々のために、正しいと思う『義』を懸命に貫き、皆を元気に幸せにする・・・。

10倍返しの半沢直樹も、八重の桜の新島八重も、アンパンマンのやなせたかしさんも、今年はその大切さをいっぱい教えてくれました。

『大きな事はできません。小さなことからコツコツと・・・』これは漫才で一世を風靡した大阪の漫才師、やすきよの西川きよしさんの名ゼリフです。

今年を振り返り、私達も一体どれだけのことができていたかは定かではありませんが、しかし少なからず、ここにご紹介させていただくようなお便りや、エールをお届け下さっている方々がいる以上、マー君の万分の1でも精進し、少しでも尊いご縁をいただいているお客様、有形無形のご支援、ご声援をくださっている方々に、健やかで幸せな身心や人生の輝きをサポートさせていただけるように、来るべき平成26年もスタッフ一同一体となって願晴って(がんばって)参ります。

最後に、今年1年、いろいろとありましたが、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします。良いお年をお迎え下さい。



大感謝

 
     
 

 
     




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。