信頼で満たされた温かい風土。

お互いに敬意と親しみを込めて呼び合うニックネーム。

こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか?

今日は私たちの会社の風土についてお話したいと思います。

ホーリー、モッチー、クマさん、ルネちゃん、ミリちゃん、グニetc 何か変わった名前ばかり。

社内では全員ニックネームで親しみを込めて呼び合うことがプロアクティブの風土になっています。

ちなみに、私はガッツです。社内外を問わず、ガッツさんと呼ばれることが今やほとんど。たまに山口社長と呼ばれるとまわりを見回し「誰のことや?」と自分が社長と呼ばれることに違和感を覚えるくらいにまでなっています。

ガッツというニックネームのいわれを時々尋ねられますが、大学入学したての時、アメリカンフットボール部に入部し、先輩から「お前は根性もあるし、ガッツ石松に似ているから今日から“ガッツ”と呼ぼう」と言われて以来、30年近くこのニックネームが自分のDNAに刻み込まれているので、今もみんなにそう呼んでもらっています。

自分らしくいられて、エネルギーが出る愛称をお互いに敬意と親しみを込めて呼び合う。これがプロアクティブの温かさや親しみやすさをかもし出している風土になっているのだと思います。

もちろん、このニックネーム制度も、創業の18年前からやっていたわけではありません。

ここ7〜8年のことですが、以前はピラミッド組織として、社長、部長の肩書き、またはその人の苗字で呼び合っていましたが、ある時社内で内部分裂をきたすようアクシデントが起こったのです。

その時に、お互いの信頼感が欠如していたり、よそよそしくしていたり、私自身も社長として変なおごりをもっていたり、スタッフを心から信頼しきれていなかったりしたことに気づき、本当に風通しの良い温かみのあるいい会社にしたいという想いから、このニックネームで呼び合う風土が生まれるにいたりました。

当初はそれだと馴れ合いになり、相手を敬う気持が生まれなくなり、会社全体が軽薄になっていくのでは?という疑いがなかったわけではありません。

でも、心の底から親しみと感謝と敬意を込めて呼び合えばきっと大丈夫だろうという思いで続けてきましたら、それがとてもいいエネルギーと循環になって、まるで家族のような間柄になっていき、スタッフ全員が楽しく、心地よく、働きやすい風土を作り出していったような気がしてなりません。

“雨降って地固まる”ではりませんが、やっぱり色々なことがあって、人も会社も素敵にたくましくなっていくのでしょうね。


同じ仲間として信じ、協力し合えれば、とてもいい相乗効果とエネルギー交換が。

こんな風土があるから、プロアクティブでは私たちのサポートをしてくださっているパートナー会社さんも、社内の延長線上の感覚、家族の一員のような関わりでお仕事をしていただいています。

例えば、ホームページを制作してくださっている方、チラシやパンフレットを制作してくださっている方、イラストを書いてくださっている方などです。

大切なお客様に届けるためには、私たちの想いやエネルギーを分かち合って、それぞれが役割分担しながら全てが一つの流れ、一体感がなければ、いい感覚や心地よいものが伝わっていきません。

ですから、そういったパートナーの方々にも、社内のミーティングや勉強会、研修にもどんどん加わっていただき、同じ気持ち、同じ目線で、同じ仲間として、心を通わせ一緒に仕事をしていってもらっています。

もちろん上手くいかないこともありますし、時間のかかることもいっぱいありますが、お互いが信じ、協力し合えれば、とてもいい相乗効果とエネルギー交換ができ、双方の会社にとっていい結果、成長につながっていきます。

そしてその過程の中で、社内と同様の温かさで親しみやすく、信頼で満たされた風土が広がっていきます。
 

絆やつながりを大切にする『長屋』を仕事を通じて再現したい。

昔の日本には「長屋」というとても温かみと情のある関係がありました。

老若男女、家族を超えた小さながらもお互いが助け支え合いながら、共によりよく生きていく素晴らしいコミュニティーがありました。そんな忘れられていたとても大切な人との絆やつながりを、仕事を通じて再現できたらと思い、このプロアクティブを経営させていただいています。

私たちの会社ではスタッフはもちろんのこと、パートナーさんが誕生日の時に会社に来ることがあればバースデーケーキを買ってきて、仕事を一旦中断して、みんなでその人のために♪ハッピーバースデー♪を歌います。ケーキをこっそり買いに行くのは私、おいしいケーキ屋さんを探すのも社長の仕事です。

お互いのいい刺激やエネルギーになっていくことが、その人の成長やいい仕事をしていくきっかけになっていくのだと思います。そして、何よりも大切なことは、その会社やコミュニティーの中でお互いがかけがえの無い大切な存在であることを承認し、信頼し合うことが私たちの会社のDNAになり、素敵な風土をつくっていっていくのだと思います。

そして何よりも大切なことはそのコミュニティーを支え、その実は主役でいてくださっているのが、このレターを読んでくださっているあなた様です。

あなた様がいてくださっているから私たちもいい仕事ができています。

本当にありがとうございます。全てがつながり、生かし、生かされている・・・。

重々感謝です。

プロアクティブの長屋をこれからもいい長屋にしていきたいと思います。末永いご支援、ご声援をよろしくお願いします。
 

ガッツ




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。