自然で素敵なFine-Fineの関係
必要以上に競い合わなくてもいいのでは?こんにちは。お元気でいらっしゃいますか? ■何だか毎日忙しいですね。世の中は二極化が進み、勝ち組と負け組が出てくる。受験戦争、ビジネス戦争・・・どうしても勝ち組に入らないと価値が無いような感覚すらあります。 これが慌しさの原因の1つ?そのためストレスを心身にいっぱい抱え込みながら、人と人との関係、人と自然との関係さえも傷つけながら、生き残ろう、勝ち残ろうとする、何とも切ない風潮もあります。健全な自我はとても重要ですし、自分を大切にすることはもちろん大切なことです。 ただ、あまりにも人と競い、戦うことで、自我(エゴ)がどんどん大きくなってしまって、「このくらいでちょうどいい」という、とても大切なバランス感覚を失ってしまっているような気がしてなりません。 もちろん、かく言う私も、よくそのバランス感覚を失いがちになります。 そのたびに反省し、謝り、繰り返さないようにしようと、自分に言い聞かせることも、多々あります。 聖人君子ではありませんので、これが人生の修行なのかも知れません。 ■社会の中で、競争する事や、自分の大切な何かを守ろうとするために戦うことが、時として重要なこともいっぱいあります。 その体験を通じて、生きていくための「精神的な免疫力」をつけていくことが大切です。競争や戦いに価値がないと言っているのではありませんが、度を越すと、見えない敵や、過大にふくらんだ影のような存在におびえ、不安になり、無意識に必要以上に武装するため、自我を肥大化させ、自分を守ろうとしすぎる。 必要以上のお金、名声、名誉、地位、財産、権威、権力、風貌、容姿・・・等、「見えるもの」「価値証明できるもの」が最も重要であり、それを持っていないと自分に価値が無いと思ってしまいがちになります。私たちは、大切なものや自分を評価してくれるものは、外の世界から与えられたり、他に見せる事で得られるものだと、ずっと思い続けてきたかも知れませんね。 過去の教育や環境など、様々なことが要因となって、その価値観が身についてしまったのかも知れません。 必要以上に、「見えるもの」「価値証明できるもの」に執着し、貪欲になり、大切な自分自身やまわりの人、社会、自然と競い合わなくてもいいのではないか? |
気負いが薄まって、仕事を心から楽しめるようになってきたような気がします。■私たちも、ちょうど2年ほど前に、外の世界に自分たちを合わせすぎ、そのおかげで台風に巻き込まれるような状況になり、「見えるもの」「価値証明できるもの」を失ってしまうようなことを体験しました。たくさんの犠牲とつらい思いや苦しさもありましたが、その後は、台風一過の澄み渡った青空のごとく、必要以上に何かを追いかけたり、争ったりすることを、自然にやらなくなってきました。 その分とてもラクになり、企業として自然体になれてきたような気がしてなりません。もちろん私自身も一皮むけたような感覚があり、変な見栄や気負いが薄まってきた気がして、心身ともにとてもラクで、仕事そのものを心から楽しめるようになってきたような気がします。 私たちの会社のコンセプトでもある、“自然とつながり自然に生きる”という言葉は、こういった体験からきているのも事実です。 |
「共に勝つ」ではなく、「お互いが素晴らしい」関係を■ 常に外に答えを求め、遠まわりをしたけれど、気づけば自分の内側や本当に近いところに、素晴らしい答えがいっぱい隠されていた。一人一人の内に、目には見えにくいけど、まわりが物言わずに認め、頼りにし、支えになっている素敵な何かを持っている。それを分かち合い、補い合い、認め合い、相乗(シナジー)し合い、感謝し合うことで、素敵な何かが生まれ、感動できたら、こんなに素晴らしいことはありませんね。 WIN-WIN(共に勝つ)も大切ですが、さらにもっと自然で素敵なFine-Fine(お互いが素晴らしい)の関係を、大切なお客様、販売パートナーさん、メーカーさん、原料の生産者の皆さん、外部のサポーターさん、そして地域社会や地球と一緒になってつくり、育んでいくこと・・・それが私たちの最大の喜びです。 7つの素敵な関係(7Fine-Fine)を、有機的に、フラットに、双方向に、温かい絆をつむいでいけるように、これからも肩の力を抜いて、願晴(がんば)ります。 ご協力、ご支援よろしくお願いいたします。 感謝 |
本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ 兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒 リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、 1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。 起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。 その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。 社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。 |