人のふり見て我がふり直せ。原点と役割をいつも胸に。
心が酸化し魂が蝕まれていってしまう人間の弱さ。こんにちは。お元気でいらっしゃいますか? ■突然ですが、生きるということは大変ですよね。私たちにとっても、今年に入ってから、とても身につまされる事件が立て続けに起こりました。 お菓子メーカーの期限切れ原料使用から派生した問題、そして健康情報番組の捏造事件。これらはともに、私たちも深くかかわる「食品と健康」にまつわる事件です。 ビジネスという分野で、会社を発展させ、利益を出さないといけない。 出来るだけ多くの売り上げシェアや視聴率を確保しないと競争に負ける・・・。 気持ちはよく分かりますし、同じような過ちをおかす危険性はいっぱいあります。 明日は我が身かも?と考えると冷や汗が出ます。 私たちの会社もかつては、チタンテープやアフリカつばき茶といった商品を、テレビの力をかりて広め、その恩恵をいっぱい味わってきました。 とても魅力的なPR効果に、自分たちも酔いしれていた時期もありました。 ウケを狙うため少々ムリをしようとするところが、全てではありませんがTV業界にはありました。 また、食品業界においても、コストを下げるためにできるだけ安い化学的な材料を使ったり、原料の鮮度が多少悪くても混ぜれば分からない・・・というような、心無いことをやりがちだということを耳にします。 視聴率、購買率、売り上げ高、シェア、それらを必要以上に伸ばそうとして、小さなムリから大きなムリを生んでしまっている。 はじめはお客様が本当に喜ぶこと、楽しみにしてくれること、感動してくれることやお悩み解決に役立つこと、と思ってやっていたことが、他に目がいかず、自分をよく見せ守るほうに懸命になってしまう。 これは何もこういった業界や会社に限ったことではありません。 一人の人間の中にも、同じようなエゴや見栄がいっぱいあります。 誰でもたたけばホコリが出ますし、多少のウソもつかないと生きていけないのが、人間の弱さなのかも知れません。 ただついついその弱さと甘えにつられて、知らず知らず心が酸化し、魂がむしばまれていってしまうのが人間なのかも知れません。 |
天職という自覚と責任。我々の理想の商品はどのような基準で、何を届けようとしているのか。■その集合体が会社であるとしたら、トップを中心に、自分たちがどんな人達と一緒にどんな商品を通じて大切なお客様に何を届けていくのか、ということが、自分たちの原点であり、役割なのだということを、いつも胸に仕事をしなくてはいけない時代になってきているような気がします。それには人一倍の勇気、誠実さ、謙虚さ、真摯さ、潔さが必要です。 これはほんとうに難しいことですし、一筋縄ではいきません。 ついつい妥協もしますし見て見ぬふりをしてしまいがちです。 とても地味なことですが、やはりまじめにコツコツと積み上げていかなくてはいけない。 それがその会社の本当の使命であり、自分たちの個性や才能を生かし切ることができるのなら、それこそ『天職』なのだと思います。 |
■こんな時代だからこそ、この天職という自覚と責任、そして自分たちが理想とする商品やそこに集う人々はどのような基準を持って何を届けようとしているのかを、もう一度問い直す必要があると思い、目指すものを書き出してみたものが以下です。 千里の道も一歩からですし、至らないことばかりですが、いい会社(快舎)を目指してがんばります。 人のふり見て我がふり直せ。 変わらぬご支援宜しくお願いします。 感謝 |
本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ 兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒 リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、 1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。 起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。 その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。 社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。 |