父への感謝、尊敬。これも竹布がくれた贈り物?

病気や痛みを与えられ、気づかされること

こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか?

実は久しぶりに風邪をひいて熱が出て、ノドが真っ赤になってこの原稿を書いています。

ちょっと良くなってきたので何とか書いていますが、やっばり体がだるい人、しんどい人の気持ちは身になってみないと分かりませんね。

「いい格好して分かったようなことばかり書いているけど、色々な人が見ているからちゃんと書かんとあかんでえ〜」って、田舎のお袋にいつも怒られます。

「分かってるよ〜、それくらい…」って言い返しますけど、やっぱり元気な時にはなかなか人の気持ちに深く共感できないのも人間の未熟さです。

色々と経験して万華鏡のように人の気持ちが分かってくる?
健康のことを書いている人間が不健康になって初めて、健康であることの深みとありがたさに気付く。

病気や痛みを与えられ、気づかされること

1日中ほとんど寝たきりで、腰が痛く、全身の関節が固くなってきていますが、このつらさも腰がかなり悪くて寝たきりに近い田舎の父親が毎日味わっている感覚と同じなんだなあと思えました。

つらいのによく耐えて毎日を過ごしているなあ〜という驚きと同時に、腰がボロボロになるまで、タイヤ作りの現場仕事で半世紀近く家族を支え、私たちを学校に出させてくれ、愚痴ひとつ言わず黙々と働いてくれた父親のことを思うと、やっぱり「お父さん大変だったと思うし、今でも大変だけどここまで育ててきてくれて本当にありがとう」の言葉しか見つかりません

今回こうやって久しぶりに寝込んで、自分自身がしんどさを味わっているのも、もしかすると、その気持ちを味わって父のつらさと、これまで懸命に働いて家族を支えてきてくれた恩を思い出させるために風邪をひいたのかもしれません。

そして、元気な時には分からない、病気で悩み苦しんでいる方々の本当のつらさをほんの少しでも感じられ、共感できる気持ちを持てるように寝込むことになったのかもしれません。

どうしても病気=悪いものというイメージがつきまといますが、やっぱりその人にとって意味がないと、神仏は病気にさせないと思います。

業(ごう)が深い人間に、その人に足りていないまわりに対する感謝の心や、生かさせてもらっていることに対する畏敬の念や感動の心、過去、現在、未来に対する恐れや不安、うらみや怒りなどの執着をなくすことを病気やケガ、痛みで体を通じて気付かされているんじゃないかと思います。
これも自然の摂理ですね?

地球人として良心的な心地良い暮らし玄望むアメリカのロハス会議で、竹布は絶賛の嵐。

ちなみにこの風邪のおかげでゴールデンウィーク後半は冬眠するかのように寝てばかりいました。
少し残念で悔しい気持ちもありましたが、これも自分がまいた種なので、刈り取らねばいけなかったんですね。

そう思うと全てに感謝ですね。

ただしこの風邪をひいた直接的な原因は、4月末〜5月はじめに今年2回目のアメリカ出張に行った時に、ロサンゼルスが異様に寒かったことと、機内がやっぱり寒かったこと、それとハードワークと時差ぼけの三重苦が原因だったと思います。

皮肉なことにその出張は、今流行しているLOHAS(ロハス)というアメリカから始まったムーブメントの世界的な会議と、そこに竹布を出展するという目的で行ってきました。

すべて自己循環で育ち、活用され、私たちを癒す竹布はロハス中のロハス商品

おかげ様で竹布は現地の人の心をつかみ『ビューテイフル』『ワンダフル』などの驚きと感動の言葉のオンパレードで大反響でした。

日本人より素直に感動してくれたのにはちょっとビックリでした。なぜならば米国は世界ナンバーワンのCO2排出量の国ゆえ、それに危惧し反省している人たちが、もっと地球の健康を損なわずに環境を大切にして、その結果、人も地球も持続可能に健康的に共生していこう。

そういったことを意識した商品やサービスを作っている企業を応援し、それらを積極的に生活に取り入れて、地球人として良心的かつ心地よい暮らしをしようよ。これがロハス(Lifestyle of health And Sustainability)の本来の意図です。

全て自己循環で育ち、活用され、私たちを癒してすばらしい生命エネルギーを与えてくれる竹布は、まさにロハス中のロハスの商品だったから感動するのもよくわかります。

そういった意味でアメリカ出張は大成功でしたが、自分自身の健康が持続可能ではなくなってしまった…。

何とも皮肉ですが、これもいい思い出です。

ちなみにもうすぐサッカーのワールドカップも始まります。私も米国で竹布を初めて紹介する日本代表の一人の気持ちで、『お父さんも頑張ってくるわ!』と娘に言って帰ってきました。

そういえば今月は父の日もあります。

お母さん、奥さん、娘さん…
お父さんを大事にしてあげて下さいね。強そうに見えても結構弱いところもありますから。……クシュン!

お父さん…いっしょに願春(ガンバ)りましょう!

感謝
ガッツ




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ガッツプロフィール
山口哲史(ガッツ) 本名:山口哲史 ニックネーム:ガッツ
兵庫県伊丹市出身。関西学院大学商学部卒

リクルートをはじめとする7年間の大企業経験の後、
1991年(株)ファイルド・アクティブ(現プロ・アクティブ)を起業。

起業後16年は、主に、健康・美容・スポーツ分野でユニークな商品開発と根強いファンに支持され続けているファイテン社(チタンテープ、ラクワネックなどの製造、販売元)の中心的販社のリーダーとして、そのブランド認知、拡販に貢献。

その後、平成16年より、抜本的な事業や商品の転換により、現在の『自然とつながり 自然に生きる』というコンセプトの元、自然の温もりや生命が感じられる有機的な商品群を、独創的かつ良心的な開発者などとの出会いの中で、啓蒙、拡販に努め、現在に至る。

社内・社外を問わず、「ガッツ」のニックネームで親しまれ、そのユニークな人柄と独特の感性が、たくさんの魅力的な人や商品・情報を 引きつけ、それを紹介したり、教えたり、つないだりするのが最大の魅力?肩肘張らない性格と中途半端な大阪弁で、妻と娘と2匹のチワワをこよなく愛す、魚座・B型の快男児。