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日本魂で共に願晴り(がんばり)ましょう。

日本人の「食」の英知
  生きとし生けるもの。「元気の源」になるものは何か?

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?

■ 天災は、忘れた頃にやって来る。

この言葉、今なら身に染みて分かりますが、先人の経験的英知には、素直に耳を傾けておく必要がありますね。

私達は、その潔さや謙虚さを忘れ、科学万能、金銭万能、 自分さえ良ければ自然も周りも関係なし…など、

ここ数十年の間に、全てとはいいませんが、少し自我意識、欲得意識が強くなり、効率性、経済性、利便性等々に重きを置きすぎて、大切なことをいっぱい見失ってきたように思います。


様々な面でバランスを欠き、偏りやひずみを持ちつつ、心のどこかで、皆、「ちょっとおかしいんじゃないかな?」と無意識に、ずっと思いながらも目先のことだけにとらわれ、走り続けてきた…。

そんな私達に今回このような大震災が起こってしまったわけですが、だからこそ「お互い支えあって私達は生かされている」 ということを考えさせられるきっかけにもなりました。

ですが、その代償は余りにも酷で筆舌しがたい犠牲となってしまった…。

犠牲になられた方々やそのご家族の方々には、心からのお悔やみとご冥福をお祈りすると共に、被災され、今なお不自由な生活を余儀なくされていらっしゃる方々には、唯々深くお見舞い申し上げるしか言葉がありません。

そして被災地にいらっしゃる方々は、大変な困難の中でもお互い支え合い、
助け合い、譲り合いながら必死に生きておられる。

その姿を目にするたびに日本人として本当に頭が下がりますし、
手を合わせたくなります。

先日、『人参ジュース』の生産をしておられる「イー・有機生活」の伊藤社長とお会いした際にそのことをお話ししたら、こうおっしゃっていました。


伊藤さんも山形の農家のご出身です。

確かに粘り強く我慢強い東北の方々だからこそ、これだけの大災害をずっと耐え忍び、黙々と復興への歩みを始めておられるのでしょう。

今回の大震災で、首都圏の電力は、その多くを東北地方の原発に頼っていたことも、恥ずかしながら初めて知ることにもなりました。

これまでずっとその恐怖と不安を抱えながら、私達の日常に「光とエネルギー」を与え続けてくれていた…。

関東に住む私達をそうやって支え続けてくれていたことを知りもせず、
私達は日々当たり前のように電気を使い続けてきました。

都会の華やかで贅沢な生活をもっともっとよくしたいという、それこそ「光」ばかりに目がいって、陰でその足元を支えてくれていた存在に気づかずにいた自分が本当に恥ずかしく、情けなくなります。

これは電力に限ったことではありません。

私達の生きる力や身心を培ってくれているお米は言うに及ばず、野菜、果物、食肉、そして新鮮な魚、貝類など、まさに日本の大切な食文化を、この東北地方の方々がずっと与え、まかなってくれていました。

さらに、車や家電製品、精密機器などの部品や材料、資材などの製造も東北地域でのシェアが多く、私達の仕事や生活に必要不可欠なものが、そこで作られる一つ一つの部品によって支えられ、製品になっています。

それが国内のみならず、世界の産業、暮らしを豊かにしてきました。

まさしく、東北地方の方々の決して目立たないけれど、黙々とやるべきことをやる底力に、私達の暮らしが支えられてきたのだと痛感させられました。

本当に「有難い」ことです。

 
     
 
発酵食の力は人知を超えた働き。まさに医食同源

■人の身体でいえば、昔から「肝心要」というように、とても重要な働きをしているにも関わらず黙々と、全身に行き渡るようなエネルギーを作り、蓄え、それを血液として体中にめぐらせる

と同時に、体のあちこちで大切な働きを司る「酵素」なども作り出してくれている「肝臓」のように、欠くことのできない存在。

それくらい大切な働きをしてくれているのが
東北の方々の存在だったのかもしれません。

そして、今、日本という身体の中で、本当に「肝心要」な役割をして、全身を支えてきた東北地方が未曾有の危機に直面しています。

と同時に、日本という国全体が「新しい生命システムと様々なものとの有機的なつながり」をもう一度再生させないと、国自身の存在が危うくなってきています。

ただ昔から、そんな時であればあるほど「日本」という国は、一致団結し、和を持って、一心不乱に歴史上の様々な困難を乗り越え、その度ごとに知恵を深め、経験を蓄積し、様々な技術や新しいしくみを作りだし、「大いなる日本魂」を発揮しながら全く新しく見違えるような国づくりを成し遂げてきました。

その先人の素晴らしい「日本魂」というDNAは、私達一人一人の中に脈々と引き継がれ、この日本という国の生命の危機に直面した時に、それこそ身体が驚異的かつ偉大な「自然治癒力」を発揮して、生命の危機を克服し、より強い体へと「変体」していくかのように、新たなる生命システムを作り変え、全く違う理想的な姿(次元)へと昇華させていく素晴らしい力を持っています。

「災い転じて福となす」「ピンチはチャンス」というようなことを、歴史的にも世界的にも、これほど成し遂げ続けてきた国はないと思います。

だから、きっとこの国は、少し時間はかかるかもしれませんが、世界が驚嘆するような形で再生すると思いますし、その大変な中で、産み出されていく新しいシステム、技術、ノウハウ、価値観、考え方、ネットワーク、絆などが世界の模範や規準の様なものになっていくのだと思います。

そしてそれは、自然と共生、融合し、その偉大なる力に畏敬の念を持ちながら、有効的に活用していくエネルギーシステムや農業システム、水産システムや製造システムなど、自然と人とが本当につながり合い、支え合って産み出されていく「新しい何か」なのだと思います。
 
     
  生きた微生物の力をバランスを欠いた日本人の心身に。

■ 今回の大震災では、誰もが生命の大切さ、家族の大切さ、友人や仲間の大切さ、そしてお互いが支え合い、励まし合い、つながり合うことの大切さをあらためて気づきました。

老若男女、世代、地域、学校や仕事場、様々な分野、さらには日本の域を越えて世界中の人々が、日本はもとより世界をもずっと支えてきてくれた東北地方の方々の存在に手を合わせ、それぞれの立場で何かの力になりたいと純粋に思い、願い、祈り、惜しみない協力と相乗効果を発揮しながら様々な義援活動をして来られています。

そこには感動の物語が無数にありました。

東北の方々が今までずっと支えてきてくださった分を、今こそ、今度は外の地域に住む私達が陰になって、黙々と一心不乱に支える番なのだとつくづく思います。

これこそが「お互い様」の心なんだと思います。

今、自分の与えられた場所で、人のために精一杯できることをする心 「一所懸命」。

今、生かされている生命と、家族や仲間の絆と無事に感謝する心 「ありがたい」。

電気、水、ガス、食料など、無駄に使わず感謝して使う心 「もったいない」。

誰一人かけがいのない存在で、誰もが各々の役割と使命があるのだと思える心 「一隅を照らすは、それまさに国の宝なり」。

言葉は無くても、人を思い、慈しみ、祈り、願う心 「以心伝心」。

 
     
  ■ 日本人が大切にしてきた価値観。

私達はそれを今もう一度、新しくて格好良い生き方、誇るべき日本人の財産として胸に刻み、一人一人が大いなる元気と勇気を持って、 新生日本のために願晴って(がんばって)行くことが、無念にも犠牲になられた方々へのせめてものご供養になることと思います。

共に、一緒に、願晴りましょう。

 
     
      
     

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