「人の氣」、「土地の氣」、
そして「水の氣」に生かされて。
こんにちは、お元気でいらっしゃいますか?
■ 早いものでもう師走。今年一年、色々なことがありましたね。
そんな過ぎ去った一年をゆっくり温泉にでもつかりながらもう一度思い出してみる・・・。
そしてお湯で全てを浄化して、もう一度心身ともにリフレッシュして、来年にむけての鋭気を養う。
日本人が年末の慰安に温泉を好むのも、そんな心地よさと清々しさを味わいたいからなんでしょうね。
ちなみに、私が大好きな温泉のひとつに和歌山県橋本市にある「ゆの里」があります。
私も愛飲し、とてもたくさんのお客様にも飲んで頂いている「月のしずく」の発売元の鰹d岡が経営している温泉です。
いつ行っても、快く迎えてくれる「第二の故郷」のような温泉です。
その心地よさの秘密は、お母さんであり社長でもある重岡寿美子さんんと息子さんで専務の昌吾さん、奥さんの愛さんがいつも温かくもてなしてくれ、水にまつわる感動的な話をいっぱいして下さることです。
とりわけ、重岡社長の人柄には誰もが感動します。
水に対する愛情が深く、気前の良さと豪快さには、ある意味圧倒されますが(笑)、とてもチャーミングで気遣いがあり、本当に人々を突き動かす素晴らしいエネルギーを持たれていらっしゃいます。
70名近くいるスタッフを我が子のようにかわいがりながら、芯の通った教育をされておられ、スタッフ一人一人が水を大切にして、お客様が本当に元氣になって喜んで帰っていかれることを、一番の楽しみにして働いているのが、肌身で感じられます。
ここに行くと失われつつある商売の原点や、経営する上でビジネス本には書いていない本当に大切なことを自然と気づかされとても勉強になります。
ご主人が経営されておられた織物業が衰退するのを先読みして、20年以上前に心身がストレスに犯され健康のバランスを極端に失う人々がいっぱい出てくるであろうと考えて、
「人が元氣になって輝きを取り戻せるような温泉を作りたい」という一念で、本来は絶対に温泉は湧かないというプロの堀削さんの助言をものともせずに、天性の直感と強い意志で、この奇跡ともいえる温泉を掘り当てられました。
天が重岡社長に掘らせたと言っても過言ではありません。 |